「充電式」と「電池式」って何が違うの?
2022年08月19日 豆知識
こんにちは。
ニイガタエイド長岡店です。
従来、補聴器は使い捨ての補聴器用電池を使用する「電池式補聴器」が主流でしたが、ここ数年で、各補聴器メーカーが「充電式補聴器」の開発に力を入れ、様々な製品が発売されるようになってきました。
そんな中で、お客様から「充電式と電池式はどちらの方が良いの?」と質問をされることも多くなってきました。
そこで今回は、「充電式」と「電池式」各々の特徴を簡単にお話しさせていただきます。
充電式
・電池の交換が不要
→メリットとして、この点が一番大きいのかなと思います。電池式の場合は、電池交換する時と、毎日、乾燥ケースに入れる際に電池を取り外す必要がありますが、充電式の場合は、就寝前に専用の充電器に入れていただくのみで、翌日(一日中)の使用が可能です。
・電池式と比較し、汗による故障のリスクが低い
→充電式の場合、電池のフタ(バッテリードア)の開閉が不要となるため、そこからの汗や、皮脂等汚れの侵入による故障のリスクは低くなります。
※あくまでリスク軽減ですので、日々のお手入れは電池式同様、必須です!
・旅行等の際に、充電器を携帯する必要がある
→多くの充電式の場合、フル充電で約20時間前後の連続運転が可能ですが、旅行等、数日外泊される場合には、充電器を携帯する必要があります。補聴器用の電池と比較すると、少し荷物に感じることがあるかもしれませんね。
電池式
・電池交換により、すぐに使用可能
→電池が切れた時に、電池交換をすればすぐに使用可能です。充電式の場合、ほとんどの製品でフル充電するのに3時間程度必要になります。(ただし、30分程度の充電で、数時間程度は使用可)
・災害が起こった場合に・・・
→災害時に万が一、電気の供給が止まってしまった場合、充電式の場合、充電が不可能となり、その間使用できなくなることが考えられます。電池式の場合は、お手元に電池があれば交換により、使用が可能となります。また、最近では一部のコンビニ、スーパー等でも補聴器用電池の取り扱いが多くなっており、比較的に入手しやすいのではないかと思います。
簡単になりますが、代表的な特徴と、充電式、電池式、各々の比較をしてみました。
※今回はあくまで代表的な特徴を簡単に記載いたしました。特に「充電式」の場合、各メーカーで、取り扱い方法、仕様等が異なりますので、詳しくはお問合せ下さい。
「どちらの方が良い」ということではなく、使用される方の状況(生活環境、自身でどの程度取り扱いが可能か、周囲のサポートの有無等)に合わせて、取り扱いに問題なく、継続的に使用可能であるものを選択することが重要であると思います。
生活環境等の状況をお伺いした上で、各製品の特長、取り扱い等詳しくご説明いたしますので、興味をお持ちの方はまずはご相談だけでもお気軽にお申し付けください。
外出が億劫に感じるほど暑い日が続いていますが、体調管理等気を付けてお過ごしください🎐(お店は元気に営業しております!)
ニイガタエイド長岡店