【補聴器】~冬の電池(充電池)指南書🖌~

2023年02月17日 豆知識

こんにちは。

ニイガタエイド(株)長岡店です。

 

今年は年末年始にさほど積雪がなく「ほっ」としていましたが、十年に一度クラスの寒波や、不安定な天候で外に出るのが億劫な日々が続きますね…皆様いかがお過ごしでしょうか⛄

 

この時期は、補聴器の「電池」にとっても様々な影響がでる時期でもあります。

最近、補聴器の電池のもちが悪いなぁ…」「充電器に入れたのに充電がうまくできていなかった!」とお困りになっていた方いらっしゃいませんか?

今回は、この時期に起こりうる影響とその対策を簡単にお話させていただきます✎

 

「電池式」の場合

・気温が低く、電池が冷えた状態で使用してしまうと、電圧がうまく上がらずに電源が入らないことがあったり、うまく動作をしない場合があります。

約30秒程度、手の中で電池を暖めてから使用すると、通常通り安定して動作をする場合が多いです。

またこの時期は暖房器具を使用することが多いと思われますが、器具から「二酸化炭素」が発生し、電池に取り込まれてしまうと電池寿命が短くなってしまう現象が起こります。

→定期的に室内の換気をすると多少改善する場合があります。

 

とはいえ、特に冬季は「いつもより電池寿命が数日程度短くなる」と考えて使用頂いた方が良いと思います。

降雪等の影響で電池を買いに行くことが難しくなることも考えられるので、お手元にいつもより数パック余分に電池があると安心ですね。

 

「充電式」の場合

充電をしているお部屋の室温が低くなってしまうと、満充電になるまでの時間が通常よりも長くかかってしまったり、極端に低い場合、充電自体が出来ない症状が起きてしまいます。

→暖房等で室温を高くするか、充電をする場所の検討をしましょう。各メーカー、モデルにより違いがありますが、多くの充電式補聴器の場合、約10~30℃前後が充電の適正温度として推奨されています。

 

私たち人間同様、補聴器も寒さは苦手ということですね、、、

「冬の補聴器ライフ」にこの記事が少しでもお役に立てたら幸いです🌟