新潟市西区の補聴器専門店がお助け!冬の補聴器トラブル⛄
2025年01月24日 豆知識
いつもありがとうございます。
ニイガタエイド青山店です⛄
今回は冬に起こりやすい補聴器トラブルとその対処法をご紹介します。
冬の補聴器トラブル①『結露』
冬に多い補聴器のトラブルが! 『耳かけ型補聴器のチューブの結露』です!
冬の朝にお部屋の窓が結露で真っ白…となるのと同じく、
耳かけ型補聴器のチューブの中でも結露がおこります。
その水滴が補聴器の音を塞いで、音が弱くなったり、まったく聞こえなくなったりすることがあります。
「今朝から急に音が聞こえない」
「電池を交換しても電源が入らない」
そんな時に、ご自分で出来るティッシュのこよりでの水滴の取り方を動画にしてみました🎥
是非ご覧ください♪
※補聴器からチューブを取り外した際は、元に戻す時に向きや角度にご注意下さい。
冬の補聴器トラブル②『空気電池の立ち上がりと使用時間』(電池式補聴器の場合)
こんなことはありませんか?
「新しい電池を入れたのに音が出ない!」
・気温が低く、電池が冷えた状態で使用してしまうと、電圧がうまく上がらずに電源が入らないことがあったり、うまく動作をしない場合があります。
→約30秒程度、手の中で電池を暖めてから使用すると、通常通り安定して動作をする場合が多いです。
「最近補聴器の電池の持ちが悪いなぁ…」
この時期は暖房器具を使用することが多いと思われますが、器具から「二酸化炭素」が発生し、電池に取り込まれてしまうと電池寿命が短くなってしまう現象が起こります。
→定期的に室内の換気をすると多少改善する場合があります。
とはいえ、特に冬季は「いつもより電池寿命が数日程度短くなる」と考えて使用頂いた方が良いと思います。
降雪等の影響で電池を買いに行くことが難しくなることも考えられるので、お手元にいつもより数パック余分に電池があると安心ですね。
冬の補聴器トラブル③『充電不良』(充電式補聴器の場合)
充電をしているお部屋の室温が低くなってしまうと、満充電になるまでの時間が通常よりも長くかかってしまったり、極端に低い場合、充電自体が出来ない症状が起きてしまいます。
→暖房等で室温を高くするか、充電をする場所の検討をしましょう。各メーカー、モデルにより違いがありますが、多くの充電式補聴器の場合、約10~30℃前後が充電の適正温度として推奨されています。
夜間に暖房を消している場合は室温が10℃以下になる場合もありますので、ご注意ください。
冬の補聴器トラブル④『紛失』
冬場は夏よりも紛失相談が多い季節です。
ニットに引っかかって紛失💦
毛糸の帽子や、マフラー、セーターを脱ぐ際に補聴器が引っ掛かっていつの間にか落としてしまう、紛失してしまうというケースが多いので、服や防寒具を外すときは特に気を付けて下さい。
雪かき時に紛失💦
雪かきをしていたら落としてしまっていたというケースも少なくありません。
一生懸命雪かきをしなければいけないのはもちろんですが、補聴器を落としていないかお確かめください。
紛失防止には「イヤチェーン」がおすすめです💡
補聴器の紛失防止の一つにイヤチェーンの取り付けがあります。
補聴器に落下・紛失防止のひもをつけることで予防することができます。
詳しくは店頭スタッフまでご相談ください。
補聴器を失くした時は?
補聴器とスマートフォンをペアリングしている場合
メーカーや機種によって違いますが、「補聴器を探す」機能がついている場合があります。
どこで補聴器を落としたか(接続が切れたか)確認してみましょう。
警察に遺失物届を出しましょう
補聴器は医療機器なので、製造番号によって流通が管理されています。
補聴器の本体には製造番号が記載されているため、メーカーや販売店が記録を照会することで持ち主を特定することができます。
- 補聴器が警察署や交番などに届けられる
- 警察が製造番号をもとに補聴器メーカーに問い合わせる
- 警察またはメーカーから補聴器販売店に連絡する
- 補聴器販売店から持ち主に連絡する
雪解けとともに出てきたときは…
雪解けとともに紛失した補聴器が出てくる場合もあります。
故障しているとは思いますが、一度店舗までご持参ください。
修理可能かどうか確認させていただきます。
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