試聴貸出

ゆっくりと時間をかけて、補聴器の効果を実感してください

初めて補聴器をつけると、「雑音が聞こえる」「響きすぎる」など、多くの方が違和感を訴えます。それは、それまで聞こえていなかった色々な音が耳に入ってくるので、当然なこと。けれど、専門技術者が適切に調整した補聴器を使い続けると、音を認識する脳が新しい環境に順応し、やがて聞きたい音を聞き分けられるようになってきます。それを実感していただくために試聴貸出制度を設けました。初めて補聴器を使う方にこそお勧めしたい制度です。

試聴貸出のご案内

あなたの聞こえに合わせた補聴器を貸し出します。ご自宅や職場、街の中など実際に利用される環境の中でお使いいただき、聞こえ方や装着感を確かめてください。試聴中にもカウンセリングや調整を行い、よりフィットする補聴器に仕上げていきます。順応するまでの時間には個人差があるので、もちろん延長も可能です。効果が十分に実感できるまで、責任を持ってサポートします。

試聴貸出の流れ

  1. 1カウンセリング

    現在の聞こえの状態、聞こえにくくなった時期や原因、不便を感じる時や場所、などについてお伺いします。

  2. 2各種測定

    補聴器の音を合わせるために必要な測定を行います。音の聞こえだけではなく「言葉の聞き取り」についてもお調べします。

  3. 3器種選択

    カウンセリングでお聞きした内容と聴力測定の結果をふまえた上で、お客様に合った補聴器をお選びします。

  4. 4音の調整

    一人ひとりの聞こえに合わせて補聴器の音量や音質などきめ細かな調整を行います。補聴器のエキスパート「認定補聴器技能者」にお任せください。

  5. 5試聴

    一定期間お貸し出しをして、実際の生活の中で試聴して頂きます。
    試聴期間の目安:1週間~1ヶ月

  6. 6評価

    補聴器を「つけている時」と「つけていない時」の比較テストを行い、補聴器の効果を客観的に確認します。また、お客様自身でも聞こえを評価して頂き、その上で「最終的な要否の判断」をして頂きます。